市場動向2019.01.13(更新日:2022.10.12)

安原異業種工業団地、いなほ工業団地が拡張整備へ

金沢市内の新たな工業用地の整備に向けて検討してきた金沢市の企業立地等促進委員会は1月11日(金)に金沢市打木地区の安原異業種工業団地と、中屋地区のいなほ工業団地をそれぞれ拡張し、計20.6ヘクタールを整備するよう山野之義市長に答申した。(中日新聞 Webより

安原異業種工業団地、いなほ工業団地が拡張整備


これを受け、金沢市は2019年度以降、用地の取得交渉や基本設計などを進め、おおむね3~4年後の分譲開始を目指すとの事です。
また、答申では、新たな工業用地の適地について安原異業種工業団地を18.3ヘクタール、いなほ工業団地を2.3ヘクタールそれぞれ拡張するとし、分譲対象業種を「市の特色と強みをいかす」部門として、物品の製造や加工、研究開発施設を開設する製造業者と、物流施設を置く運輸、卸売業者とするもようです。
安原異業種工業団地は金沢外環状道路(海側幹線)に接し、いなほ工業団地は北陸自動車道「白山IC」にも近く、交通の利便性の良さが強みと言えます。
金沢市がこれまで整備してきた工業団地は、安原異業種工業団地(分譲面積29ヘクタール)、金沢テクノパーク(同34.3ヘクタール)、いなほ工業団地(同10.7ヘクタール)、かたつ工業団地(同4.5ヘクタール)、金沢森本インター工業団地(同8.6ヘクタール)の5か所で、金沢テクノパーク以外は既に完売しており、同パークも分譲率79.9%で、残り5区画となっており、金沢市内からの優良・有力企業の流出を防ぐため、今後も更なる拡張・整備や新たな工業団地が待ち望まれます。

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