益進から皆様へ2019.02.06(更新日:2022.11.05)

前田利家ゆかりの八阪神社が閉鎖

加賀藩祖の前田利家が本堂を建てたと伝えられる金沢市寺町の八阪神社が昨年末、神社としての役割を終えたとの事です。(北陸中日新聞より

八阪神社


記事によりますと、八阪神社は特定の氏子がいない「崇敬神社」であり、賽銭や厄払いなどの祈祷料が主な収入源だが、近年は参拝者が途絶え、年間の収入が1,000円や2,000円の年もあり、宮司は(神社の)傷みが激しく取り壊しを計画したそうですが、伝統的な建物の解体を原則として禁じる国の「重要伝統的建造物群保存地区」に立地することから、改修を望む金沢市が反対をしており、両者の話し合いが続いているそうです。
八阪神社は869年に京都の祇園社(現八坂神社)から神を迎えて誕生したという由来があり、その後、前田利家が城下の繁栄や厄除けを祈願し本堂を建立したとされるそうです。
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記事にもございますが、伝統的な建造物ですので、可能であれば、第三者に譲るか委託等の方法により、なんとか保存の道があればと思います。

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