市場動向2018.04.10(更新日:2022.10.12)

平成30年度-春- 弊社が感じる景況感

北陸新幹線の開業以降、金沢ではホテルの建設が盛んに行われ、観光地では今も多くの観光客が訪れております。新幹線の開業前は、東京―金沢間が日帰りで行き来する事が可能となる事から、金沢にある支店や営業所が東京の管轄に統合されるのでは?との予想からオフィスの空室率が増加するのでは?との見解もございました。

不動産情報


しかし、実際には、開業に伴い新規に営業所や支店を開設する動きが活発であり、シービーアールイー㈱様の調査によると、2017年度12月期の金沢のオフィスの空室率は6.2%となり、空室率の過去最低値の更新が続いている状況です。
弊社が取り扱う倉庫や工場物件についても、製造業をはじめ、事業拡大・業績好調などの前向きな要因による移転や追加の拠点を求める相談や取引等が引き続き堅調ではございますが、取引市場は供給不足が続いており、長期にわたり物件を探す企業様と当初の計画等を多少妥協して物件をとりあえず確保する企業様との二極化が進んでいるように思われます。

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