益進から皆様へ2020.01.13(更新日:2022.10.12)

不動産取引の交渉術

不動産の取引において、売主(貸主)は少しでも高く、買主(借主)は少しでも安く契約したい。両者のそのような思惑から、不動産の取引の現場では、取引価格の交渉が日常的に行われています。

不動産取引の交渉術


不動産の取引では、売主(貸主)と買主(借主)は平等であり、買主(借主)がお客様だから偉い、というのはございません。
その為、両者間で交渉や駆け引きが行われ、我々、不動産会社が両者の間に入り、価格を調整します。
人は誰しも少なからず得をしたいものなので、交渉をする事自体は問題ではないですが、あまりにも下手な交渉をすると、取引自体が成立しない為、不動産の取引で得をしたい場合、交渉次第というところがございます。
我々、不動産会社は不動産に関する知識は勿論、不動産の取引に関わる交渉についても、プロフェッショナルですので、不動産の取引で得をしたいのなら、不動産会社を上手く活用する事です。
我々、不動産会社も取引の現場に携わるのは、人間です。
無茶苦茶な交渉や条件を提示してくる相手には、腹が立つ事もございます。
ごくまれに、契約が成立する前から、仲介手数料をまけろと言ってくる方や物件の欠点を突いて、価格交渉を行う方がいますが、このようなタイプの方は最終的に契約できないばかりでなく、本当に手に入れたい物件が出てきた場合も手に入らない、競合する相手に競り負ける事が多いです。
我々、不動産会社は日々、多くの方と交渉を行っていますので、変な駆け引きは通用しません。
また、無茶苦茶な交渉を行った時点で、不動産会社にとって、その方はお客様ではないという認識になる事もございます。
不動産の取引を上手に行う為には、自分の立場を考えるのと同じように、相手や関係者の立場も考える必要があると思います。
売主(貸主)は買主(借主)に気持ち良く買ってもらう(借りてもらう)、買主(借主)は売主(貸主)から気持ち良く売ってもらう(貸してもらう)、我々、不動産会社は両者に気持ち良く取引をしていただく。
お互いが相手の立場を考え、尊重することで、不動産の取引は円滑に進む事が多いです。
これらは、不動産の取引だけではなく、日常においても大切な事であり、自分の都合だけを相手に押し付けるのではなく、
相手の立場を考え、尊重する。
ー方が権利や義務だけを主張するのではなく、状況等に応じて、双方が協力し、助け合う。
それが当たり前と言える社会や環境を形成していく事が一番大切な事であると弊社は考えております。

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