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事業用不動産の益進ブログBlog


孔子の教え『論語』から学ぶ報酬の在り方

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孔子は紀元前552年(551年という説もあり)に中国の春秋時代の人物で、儒家の始祖でもあります。今からおよそ2500年前に生きていた人物ですが、その教えは弟子たちが記した『論語』などを通して今も残っております。

皆様も中学や高校の国語や古文の授業で孔子や『論語』について習った事があると思います。

『論語』は、「子曰く」として引かれていることから、孔子自身が話した言葉を弟子たちが先生の言葉を聞いたときに忘れないようにと、書き残したものだと言われており、次のような言葉がございます。

『子曰く、利に放りて行なえば、怨み多し。』

訳は、「先生が言われた。利益ばかりを考えて行動していると、人から怨みを受けることが多いものだ。」というもので、

利益を上げることは悪いことではないけれど、自分の事だけを考えて、私利私欲を貪るようなお金儲けはよろしくないという教えであり、孔子は報酬の考え方についても、次のように述べています。

『子曰く、君に事えては、其の事を敬して其の食を後にす。』

訳は、「先生が言われた。主君に仕えるには、まずその仕事を慎重に行って、俸禄のことは後回しにするものだ。」というもので、

何か仕事を頼むと、反射的に『それやったら、いくらもらえるの?』という人がいますが、孔子は、やってもいないうちから、報酬のことを口に出すものではない、まずは与えられた仕事を精魂込めて最後までやり通せと諫めているのです。

不動産仲介業者のなかには、物件のお問い合わせ時や空室確認時に「成約時の手数料はいくらもらえるのか?」と尋ねてくる方もいらっしゃいます。

事前に確認する行為や利益を追求することを否定するわけではございませんが、不動産仲介業者の本分は、お客様(テナント様や借主様)とオーナー様(売りたい方や貸したい方)の御縁を繋ぐ事であると思いますので、上記のようなお問い合わせがあった場合、どちらを向いて仕事をしているのか?(お客様の利益ではなく、自分たちの利益のみを考えてませんか?)と思わざるを得ません。

孔子の教えは現代社会においても、倫理や道徳、人が人として生きていく為の指針として通じるものがあります。

『論語』に関する書籍も数多くございますので、手に取る機会がございましたら、是非、ご一読下さい。


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