金沢市が工業用地不足に対応へ|新工業団地候補21地区を来年1月から本格検討
金沢市は、市内における工業用地不足の解消を目的として、
新たな工業団地の整備に向けた本格的な検討を来年1月から開始する方針を明らかにしました。
現在、市内の主要な工業団地では分譲が進み、
既存団地の空き区画はほぼ解消されています。
こうした状況を受け、今後の企業誘致や産業振興を見据え、
新たな受け皿となる工業用地の確保が課題となっていました。
既存工業団地は満了、用地不足が顕在化
金沢市内には、金沢テクノパークなど複数の工業団地がありますが、
近年は企業立地が進み、昨年には最後の区画が売却済みとなりました。
特に製造業や物流関連企業からは、
「まとまった面積の工業用地が市内で確保しにくい」
といった声も上がっており、市としても早期の対応が求められていました。
候補地は21地区、来年1月から具体検討へ
市はすでに、市内21地区を工業団地の候補地として整理しています。
来年1月からは、有識者等による検討を踏まえながら、
- 用地の広さ・形状
- 幹線道路や高速道路へのアクセス
- 周辺環境やインフラ整備の状況
- 企業誘致の可能性
といった観点から、候補地を比較・検討していく予定です。
今後は検討結果をもとに、
具体的な整備方針や事業化の可否が判断される見通しです。
企業誘致・地域経済への波及効果に期待
新たな工業団地が整備されれば、
市内外からの企業立地が進み、雇用創出や税収増加といった
地域経済への波及効果が期待されます。
また、既存企業の事業拡大や移転ニーズにも応えることで、
金沢市全体の産業基盤の強化につながると考えられます。
今後の検討状況や候補地の具体化について、
引き続き動向を注視していきたいところです。
参考情報
※本記事は報道内容および公表資料をもとに整理しています。
最新情報や詳細は金沢市の公式発表をご確認ください。
金沢市の工業団地については下記リンクをご参照ください。
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/sangyoseisakuka/gyomuannai/10/1/5098.html
金沢市は新たな工業団地を整備する候補地に21地区を選定し、来年1月から本格的な検討に入ります。
本記事は2025年12月15日に配信されたYAHOO!JAPANニュースの記事を引用しております。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff56dd5ce5394ed16fc21880f5700508440edafb

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