事業用(産業用)不動産2019.01.18(更新日:2022.10.12)

倉庫や工場を探す時に不動産会社に伝える事

倉庫や工場を探す時に不動産会社に電話やメール等でお問い合わせをする事もあると思いますが、どのような倉庫や工場を求めているかを正しく伝えないと、なかなか思ったような物件に巡り合えないという事もございます。

倉庫や工場を探す時に不動産会社に伝える事


『倉庫や工場を探す時に不動産会社に伝えておきたい6つの項目』
1.使用開始や事業開始を行いたい時期を明確に伝える
探している人や会社の状況や繁忙期等により稼働したい時期は異なると思います。
また、繁忙期等の為に一時的に必要な場合は、必要な期間や短期間だけ借りたい旨を伝えましょう。
2.エリアや立地を伝える
石川県内ならどこでも良いと答える方もごく稀にいらっしゃいますが、実際にどこでも良いという事はないと思いますので、きちんと希望するエリアを正確に伝えましょう。エリアがよくわからなければ、現在の事務所や拠点の近く等、出来るだけ具体的に伝えましょう。
3.倉庫や工場の建物の大きさを伝える
建物の大きさの伝え方は『㎡』や『坪』が一般的で、『㎡』に0.3025を掛けたものが『坪』になります。
例えば、100㎡は100㎡×0.3025で30.25坪になります。
また、取り扱う商品や作業内容により、天井高やシャッターの高さや幅などが一定の大きさ以上必要な場合、その旨も伝えましょう。
4.予算を伝える
賃貸であれば毎月の賃料、売買であれば購入費用の予算を伝えましょう。
ただし、あまりに現実離れしている場合(毎月10万で1000坪の倉庫を借りたい等)は相手にされないので、きちんと正確に伝えましょう。
5.業務内容を伝える
製造業であるならば、具体的にどのような作業を行うか、取り扱う製品についてや
臭いや騒音が出る場合はその旨を事前に伝えましょう。
運送業であるならば、保管する商品等を伝えましょう。床の荷重がある程度必要な場合は、その旨も伝えましょう。
6.倉庫や工場を探している理由を伝える
現在の倉庫や工場が手狭になった、間借りしていたが退去しなければならなくなった等、
きちんと理由を説明しましょう。
以上の6つの項目を不動産会社に伝える事で求める倉庫や工場のイメージを共有し、双方で認識のずれが生じないようにしましょう。

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